第4回定期演奏会(1973年)
- 日時
- 昭和49年6月23日(日) 13時30分開演
- 会場
- 高山市民会館
- 入場料
- 無料
- ゲスト
- 名古屋管楽五重奏団
- 司会
- 後藤富美子
プログラム
第1部 指揮:田中晃
- イギリス民謡組曲 (R.V.ウィリアムス編曲)
- セブンティーン・カム・サンディー
- マイ・ボニー・ボーイ
- フォークソングズ・フロム・サマーゼット
- 古典序曲 (F.J.ゴセック作曲)
- カレリア組曲より行進曲風に (シベリウス作曲)
第2部 名古屋管楽五重奏団
- 五重奏曲変ロ長調 (ダンツィー作曲)
- 四重奏曲ヘ長調より第1楽章 (ロッシーニ作曲)
- ルネ王の暖炉 (ミヨー作曲)
第3部 指揮:田立吉良
- シカゴ・メドレー (ロバートラムとジェームズパンノ作曲)
- ミュージカル「南太平洋」ハイライト (リチャード・ロジャース作曲)
- 栄光への脱出 (岩井直溥作曲)
- バカラック&デビッド ポピュラーメドレー (J.カカバス作曲)
- 愛情の花咲く樹 (シュキ・レヴィ作曲)
- アラ・バロッコ (C.ジョバンニーニ作曲)
第4回定期演奏会の思い出●中垣昇
当時の市民吹奏楽団は各団員の意識や考え方の違いが表面化し始め、団の維持さえ困難な情況でした。そんな内で「全飛吹奏楽祭だけは絶対に続けるんだ。」との想いが定期演奏会を後回しにし、不定期な定期演奏会としてしまいました。しかし、少人数での「農協会館アンサンブル・コンサート」を定演として開催したり、なんとか団員を確保し、春の定演開催が3・4年後には秋の定演となってしまいましたが、やっとの思いで行うことが出来たのが、どぶ川の匂いとガラスの割れた窓、ギシギシ床の市民会館(旧三中体育館)での、この定期演奏会でした。この頃から「管楽器アンサンブルコンテスト」が市民会館で行われるようになりました。
30周年記念誌より